日本でも4月16日に全国に緊急事態宣言が出されました。ランナーとしては「ランニングしていいの?あかんの?」気になるところです。
私はイタリアに赴任し2年が経過。しかし現在はコロナの影響により社命を受け帰国しています。イタリアにいる間と帰国してからの2週間は完全外出禁止でしたのでランニングはできていません。(その分家でできるHIITや自重トレをしまくっていましたが。)
その状態から開放されて喜んのも束の間、日本でも緊急事態宣言が・・。
朝、ブログにも書きましたが日本に帰ってきています。
自主隔離のためホテル待機。コンビニ飯だけで二週間暮らし流石に少し疲れました。
でも、なんだかんだ日本に帰ってきてから楽しく過ごせたのはほんと、みなさんのおかげです。
ありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いします😌
— もじゃひつじ@Dance in the house (@mojahitsuji1) April 11, 2020
外出自粛中のランニングは可能?イタリアと日本の現状を両方知る私の考えを綴りたいと思います。
イタリアの外出禁止令について

A「新しい外出申請フォームだよ」B「もううええ!」
イタリアでは中国の次に早く感染が大きく拡大し医療崩壊が問題になっています。
感染直後はあまりの感染者の増加のスピードに政府の対応が追いつかず、3日おきに法律が変わるほどの混乱状態でした。
- 3月8日一部地域に外出禁止令発令ロックダウンを恐れた住人が地元に帰省しコロナが拡散
- 3月10日全国的に外出禁止令しかし法の拘束は弱く…
しかし、3月10日時点ではまだ緩い外出禁止でした。
- バー・レストランの閉鎖
- コミュニティ間移動の禁止
- 健康を目的とした公園での運動はOK
週末に行き場を失った人々は公園へ集まり談笑を始め…。
結果、公園での集団感染が発生。
政府は公園を封鎖し、散歩すら禁止します。(その後フランスのDV問題を受けて散歩はOKに。)
参考 東京新聞社 <新型コロナ>イタリア外出禁止守られず GPSで把握、厳罰化(外部リンク)
参考 NHK イタリア 死者4825人に 外出規制さらに厳しく(外部リンク)
日本でも緊急事態宣言が
- 4月7日緊急事態宣言発令7都道府県が対象
- 4月16日緊急事態宣言拡大対象を全国に拡大
ただし日本はあくまでも「政府から国民へのお願い」であり、海外各国とは異なります。日本では憲法上の問題で法律は制定できません。
参考 産経新聞 ロックダウンできない日本 諸外国で目立つ強制力
この結果、日本の対応は海外各国から仏系防疫と揶揄、批判を受けています。
参考 President Online なぜ、世界一規律正しい日本人が「外出自粛」を守れないのか
ランニング中に注意すべき点
私は感染症の専門家ではありませんが、少しでも思いつく注意点を書きます。
ランニング中も3密に充分注意しなければなりません。
- 団体でのランニングはしない
- 公園で談笑など
- 怪我等に充分に気をつけること。(医者の検診=お互い感染のリスク)
ちなみに、イタリアではランニング協会がいち早く「怪我により医者にかかることは大きなリスクのために控えるよう」声明を出しています。
一方、日本でも山中教授がランニング中に口を覆うように注意喚起していることが話題になりました。
今後、日本も公園が閉鎖されることは充分に考えられます。
このようにランニングにも感染のリスクがおおいにあります。
外出自粛中のランニングは可能か?
法律では規制されていないが、充分に感染リスクのある行動。
- イタリアでは公園でも集団感染が発生した
- 日本の外出禁止意識は国際的に非常に緩い
- ランニングにも感染リスクがあると山中教授が警鐘
人混みが多い場所でのランニングは避けたほうが無難と言えます。
では、今回はこのへんで。お互い体に気をつけましょう。
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